紅ほっぺの特徴
果物のなかでも人気があるいちご。日本には様々な品種のいちごがありますが、スイーツの材料やいちご狩りとしても人気なのが「紅ほっぺ」です。紅ほっぺは、「章姫」と「さちのか」の交配によって2022年に品種登録されたいちごです。酸味がなく、果実が柔らかい章姫に代わるものとして誕生した紅ほっぺは、その名の通り、ほっぺが落ちるようなおいしさが特徴です。強い甘みと程よい酸味のバランスが取れており、いちご本来の甘酸っばさを堪能することができます。また、果実はやや大きめで硬さがあるため、しっかりとした歯ごたえも味わえます。果皮は鮮やかな紅色をしており、果心部まで淡赤色に染まった紅ほっぺは見映えもいいため、ケーキなどのスイーツにもよく使われています。
ハウスの環境管理
美味しいいちごを作るためには、その母体である株が健康でなくてはなりません。
実が育つためには株に相当な負担が掛り、それに耐えられる強さが必要だからです。
株の状態はいちごの品質に直結します。また貧弱なかぶの場合、病気にかかりやすくなり、安全・安心ないちご作りに影響します。
いちごを育てる
いちごはとても繊細なので、土やマルチに直接触れるとその部分から傷みを生じることがあります。ハウス内が暖かくなりマルチが熱を持った場合、熱による傷みも加えられます。
いちご園PorteBonheurではいちごが空中にぶら下がっているので、それらの影響は受けません。また土やマルチに触れないことで衛生面でも優れた環境でいちごを育てることができます。